当科は整形外科医が総計21名、整形外科病床数105で、年間手術数は約1,600件と全国でも有数の規模を誇ります。頚椎や腰椎の変性疾患および側弯症などの脊柱変形を対象とした脊椎外科、股関節・膝関節の人工関節手術を中心とした関節外科、関節リウマチを対象としたリウマチ外科、膝の靱帯損傷や半月板損傷などスポーツ傷害を対象としたスポーツ整形外科、手・手関節・肘関節を対象とした手外科があり、それぞれが専門的治療を行っています。国内外での学会、専門誌への発表も積極的に行っており、厚生労働省指定の研修指定病院、日本整形外科学会研修施設として若手医師の育成に努めています。
通常、患者さまの診療情報を取得する臨床研究を実施する際には、患者さまに文書もしくは口頭で研究内容を説明し、同意を得た上で実施します。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や診療内容への介入もなく診療情報等のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。ご自分の記録について当該研究で使うことを望まれない方については、その方の記録や情報を用いずに研究を実施いたしますので、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
当院のオプトアウトを用いた臨床研究は下記のとおりです。