糖尿病治療目的は、合併症の発症と進展を予防することです。
そのためには、血糖値をマネジメントすることが大切であり、糖尿病のある人は食事や運動の療養をしながら糖尿病とうまく付き合っていかなければなりません。そのような糖尿病のある人の一人ひとりの生活背景を理解し、療養を支援するため、当院では医師、看護師をはじめ薬剤師、管理栄養士などの多くの医療専門職種でチームが構成され、より良い糖尿病医療が提供できるよう活動しています。
個別指導では管理栄養士による食事指導、糖尿病療養指導師の資格を持つ看護師による糖尿病療養支援、薬剤師による薬物指導、検査技師による血糖自己測定指導などを行っています。またフットケア、糖尿病透析予防を専任のチームで支援を行っています。
その他、他疾患で入院中の糖尿病のある人の血糖管理を行い、院内の糖尿病診療向上のためにチームで研修会を行い、安全な糖尿病診療に努めています。
定例活動:毎週木曜日 入院症例カンファレンス
糖尿病教室は糖尿病内科のスタッフ、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師が、それぞれ専門の立場から解説し、自由な雰囲気で質疑応答を進めて、糖尿病の病態、合併症、治療方法、日常生活の注意点など分かりやすくお話し致します。