地域の中核病院として紹介患者が多く、疾患も多岐にわたっています。当院はがん診療連携拠点病院・日本がん治療認定研修病院に指定されていることから、特に悪性疾患症例の比率が高く、十分なインフォームド・コンセントのもと病期に応じた治療を行っています。手術は、体腔鏡下(後腹膜鏡下、腹腔鏡下)手術およびロボット支援下手術が中心です。腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がん、副腎腫瘍などに対してはほとんどの患者さまに体腔鏡下手術を行っています。
また2016年6月よりダビンチSiを導入し、前立腺全摘除術を開始し2017年7月より小径腎がんに対しロボット支援下腎部分切除術を開始、2018年4月からはロボット支援下膀胱全摘除術を開始しております。
良性疾患に対しても手術件数が多いのが特徴です。治療はほとんどの患者さまに低侵襲手術を行っています。当院では早くからホルミウムレーザー装置を導入し、前立腺肥大症に対するホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)や尿路結石に対しレーザーによる結石破砕術(fTUL)を行っております。
患者さまには十分に病状を説明し、その患者さまに合った最も有効な治療法を提示・提供することを心がけています。
また患者さまが希望される場合には、泌尿器がん・男性生殖器がん、泌尿器科領域の良性疾患においてセカンドオピニオンに対応しております。なんなりとご相談ください。