放射線診断科の診療内容は、2つに分かれます。1つは画像診断で、CT、MRI(核磁気共鳴診断装置)、消化管造影検査、核医学検査などの種々の画像診断の結果をレポートにして、有用な医療情報として依頼医のもとに送り届けています。もう1つはIVR(Interventional Radiology:放射線画像診断技術を用いた画像化治療)で、細いカテーテルを用いて悪性腫瘍を栄養する動脈の流れを止める動脈塞栓術、栄養動脈に抗腫瘍薬を注入する動脈注入化学療法や、動脈性出血を止める止血術などを行なっています。