診療情報管理士とは、ライブラリーとしての診療録を高い精度で機能させ、そこに含まれるデータや情報を加工、分析、編集し活用することにより医療の安全管理、質の向上および病院の経営管理に寄与する専門職業です。
(日本診療情報管理学会ホームページより引用)
診療情報管理士の誓い
- 私たちは、診療情報管理に関わる法令や諸規則を遵守し、誠実に業務を遂行します。
- 私たちは、個人の権利を尊重し、すべての診療情報を差別することなく安全に管理します。
- 私たちは、プライバシーの保護を徹底し、職業上知りえた秘密を絶対に漏らしません。
- 私たちは、診療情報を目的外に利用すること、事実を覆い隠すこと、また事実と異なる改変をすることを受け入れません。
- 私たちは、診療情報を科学的に活用し、真に患者のための医療に役立てることを目指します。
- 私たちは、常に研鑽を積んで専門的能力を高め、他の職種との協調・連携に努めます。
- 私たちは、診療情報管理士としての自覚と誇りをもって責務を全うします。
(診療情報管理学会倫理綱領より引用)
診療情報係
- 診療記録の管理全般
- 国際疾病分類(ICD)に基づく疾病分類
※使用分類表:ICD-10、ICD9-CM、ICD-O-3
- 院内診療文書の様式作成
- 院内がん登録、届出(国、大阪府)
- 医療年報、各種統計資料の作成
- 診療記録開示の資料準備
- 病理解剖結果説明の日程調整
- 標準病名マスター登録
- レントゲンフィルムの廃棄
- 診療記録の直接閲覧対応(治験会社等)
カルテ係
- 紙カルテの貸出、返却
- 紙カルテの廃棄
- 診療記録の量的点検
- 退院時サマリー(退院時要約)の作成管理、督促
- 病職歴調査業務
- 日本標準産業分類、職業分類に基づく職業分類
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