【西4階病棟】産婦人科・乳腺外科・整形外科
産婦人科・乳腺外科・整形外科のレディース病棟です。周産期では助産師が助産師外来・母性外来・サポート健診を担当し、妊娠期から乳児期まで安心・安全なその人らしいお産をサポートします。周術期から回復期・化学療法・放射線治療・終末期まで幅広い知識や技術が必要となりますが、インフォームドコンセントを十分に行い、ニーズをとらえながらケアを行います。多職種が協働しながら、退院後の生活を見据え、ライフスタイルに合わせたチーム医療を提供しています。
【西4階病棟】産婦人科病棟
特徴
- 病棟助産師が助産師外来・母性外来・2週間健診・1カ月健診を担当しています。妊娠期から妊婦さんと関わることで、分娩~産後までお母さんが安心してケアを受けて頂けます。
- 骨盤ケアを受けることができます。
- LDR(分娩室)でのお産は、陣痛・分娩・回復まで同じお部屋で過ごせます。陣痛~分娩までの移動がなく体への負担が少ないことや、個室のため周囲を気にせずお産に集中できます。
- 乳がん認定看護師も在籍しており、乳がんの既往がある方への専門的な支援が受けられます。
- 必要時、妊娠~産後まで地域の保健センターと連携し、お母さんと赤ちゃんが安心して過ごせるようにサポートも行っています。
〇両親学級
当院でお産される妊婦さんに向けて、両親学級を行っています。ぜひご夫婦揃って参加してください。
開催日:毎月第2木曜日に開催。(月により変更になる場合があります) 希望の方は妊婦健診の際にスタッフに伝えて下さい。
・助産師外来
〇陣痛~お産まで
当院では陣痛開始~分娩約2時間までLDRで過ごして頂きます。お部屋にシャワー室とトイレが設置されています。
パースプラン(フリースタイル・へその緒を切る・赤ちゃんと早期のふれあいなど)をできる限り叶えられるようにお手伝いします。
お産の時にはアロマの使用・照明の調整・スピーカーを使って音楽を聴くなどご希望に応じてリラックスしてお産ができます。
〇フリースタイル出産
ママの好きな体位で出産できるようにお手伝いします。
〇立ち合い出産
家族で赤ちゃんを迎えられるように、立ち合い出産を推奨しています(3名まで)。
※感染状況に応じて対応しています。
〇新生児室・授乳室
お部屋でも授乳できますが、助産師がいる授乳室で安心して授乳することが出来ます。
乳房の状態に応じた授乳方法の指導も行っています。
当院では初産婦・経産婦に関わらず入院中に沐浴体験ができます。
希望時には写真やビデオ撮影も行うことが出来ます。
〇入院環境
お産の方は個室入院となります。(※部屋が空いていない場合は四人部屋となる可能性があります)
産後はお母さんと赤ちゃんの状況に合わせて24時間母児同室ができ、個室でゆっくりと赤ちゃんと過ごせます。
分娩から産後のすべての時期に助産師によるきめ細やかなケアの提供を行っています。
設備:テレビ・冷蔵庫・床頭台・洗面所・トイレ
〇お食事
産後はお母さんの身体を回復させるため、栄養たっぷりのお食事をお召し上がりください。
産後3日目の夕食には豪華なお祝膳の提供をしてます。
〇ニューボーンフォト
ニューボーンフォトのグッズを取り揃えていますので、入院中にニューボーンフォト撮影をお母さんご自身にしていただくことができます。
〇育児教室
産後1~3カ月の当院で出産されたお母さんと赤ちゃんを対象に行っています。
小児科の先生のお話・離乳食や乳がん認定看護師のお話があり、質問もできます。助産師に育児に関する困りごとなども相談できます。
月齢の近いお母さんたちとの交流もできるため楽しい教室です。
開催日:毎月第3火曜日に開催
・産後1か月健診外来
【西5階病棟/透析室】
【西5階病棟】腎臓内科・循環器内科
腎臓内科・循環器内科の混合病棟です。人工透析室が病棟に隣接した施設構造となっており、医学的管理が必要な透析導入期において安心した透析医療を提供しています。
慢性腎臓病や慢性心不全などの慢性疾患は、障害にわたって自己管理を続け、その中で人生のQOLを高めていく必要があります。入院早期から退院後の生活を見据えて、内服や食事、療養生活などの自己管理を高める指導を多職種で提供しています。患者・家族に寄り添いながら健康行動の行動へ尿ができるようサポートを行っています。
【透析室】
人工透析室では15床のベッドがあり、医師・臨床工学技士・看護師が協働し、医学的管理の重要な透析導入期や医事透析患者さんの急性期疾患合併時の入院医療を提供しています。また、血漿交換などの特殊な血液浄化療法も行っています。
人工透析室と腎臓内科病棟が同一部署であり、かつ、病棟に隣接した施設構造であるため、その強みを活かし、安心して透析治療を受けることができるよう常に心がけています。
自己管理を目標として患者さんへの教育(透析教室)を定期的に多職種で開催し、透析治療に真摯に向き合えるようサポートを行っています。
【西6階病棟】循環器内科・心臓外科・血管外科
循環器内科、心臓血管外科、血管外科の混合病棟です。心筋梗塞、不整脈、心不全、弁膜症、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症などによる重症下肢虚血の疾患に対し、手術及び内科的治療を行っています。ICU/CCUでの集中治療を終えた患者さんの全身管理と合併症の管理を行うとともに、セルフケア能力の拡大、多職種で構成された心臓リハビリチームで早期社会復帰を目標として、日々支援を行っています。急性期から慢性期の看護を実践するために専門的知識や安全面のケアが実践できる教育体制を整えています。
【西7階病棟】消化器内科
消化器内科の単科病棟です。消化器疾患の診断から治療まで様々な病態、病期の患者さんの治療・看護を実践しています。在院日数は約6~8日、病床稼働率は約80%です。患者さんやご家族を含めた「共に寄り添える看護」を目指し日々取り組んでおります。どんな状況においても、笑顔とお互いへの思いやりの心を忘れない病棟づくりを目指しております。
【西8階病棟】整形外科
整形外科の単科病棟で、脊椎疾患、関節疾患、スポーツ疾患、リウマチ疾患、骨折等の多岐にわたる整形外科疾患に対応しています。脊椎疾患、関節疾患は老年期患者さんが多く生活指導を中心にQOL向上に向けて支援しています。スポーツ整形外科は学童期から青年期、中年期の患者が多く、院内認定看護師を中心に保護者へ治療に沿った生活指導やメンタルサポート、職場復帰への支援を行っています。高齢化に伴い転倒による骨折患者さんも多く、リハビリ継続が必要な患者にはリハビリ目的の転院支援を行っています。
【西9階病棟】脳卒中・脳神経内科・脳神経外科・形成外科・眼科
脳卒中・脳神経内科、脳神経外科、形成外科、眼科の混合病棟です。脳卒中疾患を中心にICUやHCUから退室後の急性期脳卒中看護を実践し、形成外科では下肢病変や眼瞼下垂、下肢静脈瘤、骨折症例など多岐にわたる手術加療が必要な形成外科看護ケアを行っています。患者さんの社会復帰に向け、医師・セラピスト・薬剤師・栄養士・退院支援担当者と共により質の高い看護を提供できるよう、チームとして連携しています。また、地域との連携にも力を入れ、回復期リハビリ病院、療養型病院や施設といった転院調整にも積極的に取り組んでいます。
【西10階病棟】緩和ケア科・消化器内科・消化器外科・泌尿器科・リハビリ科
緩和ケア16床を主とし、リハビリ科、消化器内科・外科、泌尿器科の廟所を持つ混合病棟です。どのような状況においても患者さんがその人らしい尊厳を保つことができ、心地よく過ごせるように心がけています。また、おひとりおひとりに寄り添い、ニーズを捉え、きめ細やかな医療・看護が提供できるように他職種や専門チームとも協働し、常に質の向上に努めています。