専門・認定看護師や院内認定制度について
当院ではスペシャリストの育成にも注力しています。充実した支援体制を設け、認定看護師・専門看護師の資格取得をバックアップしています。
また、院内独自の認定制度を設け、所定の研修終了後に認定試験を受験し、合格者は認定試験委員会による認定を受け、認定領域の活動を行っています。
看護師1人ひとりが専門職としてのスキルを高めていけるための支援体制を整えています。
専門・認定看護師について
2023年度、当院の専門看護師は2名、認定看護師は15分野25名です。
専門・認定看護師は、関連部署に所属し、看護実践活動全般における看護サービスの質保証と向上を図るために、各自の専門とする分野において様々な部門と連携を取りながら活動しています。
専門・認定看護師一覧表(2023年7月現在)
認定看護管理者 | 3名 |
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急性・重症患者看護専門看護師 ※救急看護認定看護師兼任 | 1名 |
家族支援専門看護師 | 1名 |
救急看護認定看護師 | 1名 |
クリティカルケア特定認定看護師 | 2名 |
皮膚・排泄ケア認定看護師1名/皮膚・排泄ケア特定認定看護師2名 | 3名 |
がん化学療法看護認定看護師1名/がん薬物療法看護特定認定看護師2名 | 3名 |
緩和ケア認定看護師 | 2名 |
がん性疼痛看護認定看護師 | 2名 |
感染管理特定認定看護師 | 2名 |
糖尿病看護特定認定看護師 | 1名 |
手術看護認定看護師 | 2名 |
乳がん看護認定看護師 | 2名 |
摂食嚥下障害看護特定認定看護師 | 1名 |
認知症看護認定看護師1名/認知症特定認定看護師1名 | 2名 |
がん放射線療法看護認定看護師 | 1名 |
慢性心不全看護認定看護師 | 1名 |
特定行為研修について
2015年、「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行されました。特定行為研修は、医師・歯科医師の判断を待たずに手順書にそって一定の診療の補助を行う看護師を養成することを目的としています。
特定行為を実施するには厚生労働大臣が指定する研修機関で特定行為研修を受けることが義務付けられています。当院においても2019年度から指定研修機関である労働者健康安全機構の協力施設として特定行為研修を開講しています。2022年4月時点で24区分15名の特定行為研修修了者がいます。
特定行為研修修了者一覧(2023年7月現在)
修了した特定行為区分 | 24区分 |
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中心静脈カテーテルの抜去 | 3名 |
非侵襲的陽圧換気(NPPV)の設定の変更 | 3名 |
侵襲的陽圧換気の設定の変更 | 3名 |
人工呼吸器からの離脱 | 3名 |
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | 3名 |
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 | 3名 |
直接動脈穿刺法による採血 | 5名 |
橈骨動脈ラインの確保 | 5名 |
創部ドレーンの抜去 | 3名 |
インスリンの投与量の調整 | 2名 |
感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 | 2名 |
創傷に対する陰圧閉鎖療法 | 3名 |
褥瘡又は慢性創傷の治癒における血流のない壊死組織の除去 | 3名 |
末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)の挿入 | 4名 |
持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 | 3名 |
持続点滴中のNa,K,又はClの投与量の調整 | 3名 |
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 | 3名 |
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | 3名 |
持続点滴中の利尿薬の投与量の調整 | 3名 |
抗けいれん剤の臨時の投与 | 1名 |
抗精神病薬の臨時の投与 | 1名 |
抗不安薬の臨時の投与 | 1名 |
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 | 18名 |
脱水症状に対する輸液による補正 | 18名 |
院内認定看護師制度
当院では看護の質を高めるため、院内の認定制度を設けています。希望者は年間計画に沿った所定の研修を終了し、認定試験を受験します。合格者は認定委員会による認定を受け、認定領域の活動を行う資格更新制です。
当院における看護実践能力の向上のための現場教育や看護研究、新人看護師への指導などを行っています。
院内認定看護師分野一覧表(2021年4月時点)
- スポーツ整形外科看護
- 緩和ケア
- 糖尿病看護
- 日常生活援助
- 眼科看護
- 感染管理
- 慢性腎不全看護
- 退院支援看護
- ストーマケア
- 新人教育
- 手術看護
- 実習指導
- フットケア
- 勤労者看護
特定行為クロストーク
特定行為研修の受講中・修了者ナースがお互いの体験談を語り合います!