2024年10月11日
緩和ケア週間に寄せて
みなさん こんにちは♪
「世界ホスピス緩和ケアデー(World Hospice & Palliative Care Day)」である10月の 第2土曜日を最終日とした一週間を、「ホスピス緩和ケア週間」として全国で緩和ケアの大切さを市民の皆さまに知っていただく活動が行われます。私たちの病院でも、この期間を通じて「緩和ケア」や「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」についての理解を深めるため、さまざまなイベントを開催しています。
特に、市民の皆さまに緩和ケアをもっと身近に感じていただけるよう、病院内でパネル展示を行います。緩和ケアとは、「がん」や「心不全」などの重い病気を抱えた患者さまやご家族が、より良い生活を送るために、身体的・精神的な苦痛を和らげる医療やケアを提供するものです。治療の有無にかかわらず、どの段階でも支援ができるケアですので、「まだ早い」と思わず、ぜひ知っていただきたいと思います。
また、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)も注目すべき取り組みです。これは、将来の病状や治療方針について、患者さまがご自身の意向を事前に考え、ご家族や医療者と話し合うプロセスです。ACPを通じて、ご自身が望む医療やケアを明確にすることで、より安心して治療を受けられる環境を作ることができます。
展示では、緩和ケアとACPの具体的な内容や、私たちがどのように支援できるかを詳しくご紹介しています。気軽に立ち寄ってください。
この機会に、皆さまがご自身の健康や生活に対する考えを深め、緩和ケアやACPに取り組む一歩を踏み出していただければ幸いです。
緩和ケアは、誰もが「自分らしく生きる」ためのサポートです。皆さまの健康と幸せを支えるため、私たちは常にサポート体制を整えています。
ぜひ、パネル展示をご覧いただき、緩和ケアやACPについて考えてみてください。
どうぞ、ご利用ください!また、内容やトーンに関してご要望があればお知らせください。