大阪労災病院登録医の先生方へ
~ 通常の消化器内視鏡診療再開のご案内 ~
平素より地域医療連携にご協力いただきまして誠にありがとうございます。
さて、先生方もご存じの通り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う緊急事態宣言も大阪府では5月21日に解除となり、日本消化器内視鏡学会からも通常消化器内視鏡診療の再開は可能であるとの通知がありました。また、当院における基準(大労基準)におきましても、6月8日よりコロナ感染の超低リスク期に入りました。
これにともないまして、当院におきましては、今後、通常の消化器内視鏡診療を再開させていただきます。コロナ感染蔓延が危惧されました4月には、当院での内視鏡検査ならびに治療は“緊急を要する内視鏡検査ならびにがんに対する内視鏡治療”に限定させていただき、非常にご不便をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
なお、内視鏡診療の再開にあたりましては、無症状のウイルス感染例は依然として一定数存在していることから、まずコロナ感染に関する問診票を用いてトリアージを行わせていただき、コロナ感染の疑いがある場合には、PCR検査あるいは抗原検査で感染のないことを確認の上、内視鏡を施行させていただきます。また、内視鏡施行の際にも、確実な感染防護策をとらせていただきます。
今後もコロナ感染の状況に応じた内視鏡診療になるかと存じますが、また変更がございましたら、お知らせさせていただきます。
先生方にはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和2年6月17日
大阪労災病院
消化管内科部長 山田拓哉
副院長 平松直樹