令和３年度 大阪労災病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 276 310 314 440 1135 1852 2676 6534 3961 494
入院患者の年齢階級別指標です。
高齢者（70歳以上）の割合は61.1％となっており、その半数以上が70歳代の入院患者です。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり 102 14.52 14.41 1.96 67.62
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 89 11.61 10.39 0.00 62.28
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 53 17.42 7.87 1.89 70.87
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり 44 15.43 13.74 2.27 70.91
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 25 14.60 20.57 36.00 82.32
当院の内科には腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科の４つの専門グループがあります。
腎臓内科では、慢性腎炎・ネフローゼ症候群や糖尿病性腎症から末期腎不全（血液透析・腹膜透析）までを主な診療対象としています。
糖尿病内科では、糖尿病治療に大切な食事・運動・薬物療法について医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士等の各職種が専門性を発揮し共同で治療を行っています。また、腎臓内科や眼科と協力し、腎症や網膜症等の合併症早期診断・予防・治療に力を注いでいます。
脳卒中・脳神経内科では、脳梗塞の急性期治療を中心に取り組んでいます。
腫瘍内科では他の診療科と協力しながら、各臓器における標準治療を提供しています。
診断群分類別患者数は2型糖尿病に対しインスリン投与を伴う治療入院が102件と最も多くなっています。以下、慢性腎炎症候群等に対する治療入院。慢性腎炎症候群等に対する透析用シャント設置術入院。慢性腎炎症候群等に対する透析治療入院。誤嚥性肺炎に対する治療入院の順となっています。

※2022年1月より診療科を細分化（内科→腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科）
　2021年4月～2021年12月までの内科症例数を計上しています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 30 15.13 10.39 0.00 68.10
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり 18 17.56 13.74 0.00 69.83
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 14 15.79 7.87 0.00 69.50
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群　手術なし　手術・処置等２ なし 10 42.20 20.43 0.00 56.10
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ １あり - - 34.08 - -
腎臓内科では、慢性腎炎・ネフローゼ症候群や糖尿病性腎症から末期腎不全（血液透析・腹膜透析）までを主な診療対象としています。
また当科では他診療科と連携をとりながら院内全ての血液浄化を担当しており、血漿交換、免疫吸着、白血球除去、腹水濾過濃縮再静注等の特殊体外循環療法も行っております。
診断群分類別患者数は慢性腎炎症候群等に対する治療入院が30件と最も多くなっています。以下、慢性腎炎症候群等に対する透析治療入院。慢性腎炎症候群等に対する透析用シャント設置術入院。ネフローゼ症候群に対する治療入院の順となっています。

※2022年1月より診療科を細分化（内科→腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科）
　2022年1月～2022年3月までの腎臓内科症例数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため、10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり 40 14.60 14.41 2.50 71.05
10007xxxxxx0xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ なし - - 11.15 - -
100260xx9910xx 下垂体機能亢進症　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし - - 5.67 - -
010290xxxxxxxx 自律神経系の障害 - - 5.61 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし - - 4.92 - -
糖尿病内科では、糖尿病治療に大切な食事・運動・薬物療法について医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士等の各職種が専門性を発揮し共同で治療を行っています。また、腎臓内科や眼科と協力し、腎症や網膜症等の合併症早期診断・予防・治療に力を注いでいます。
治療は薬物療法のみならず、栄養士による栄養指導や、介護における運動療法、かかりつけ医や訪問看護など、多職種・地域医療との連携しながら治療を行います。
診断群分類別患者数は2型糖尿病に対しインスリン投与を伴う治療入院が40件と最も多くなっています。

※2022年1月より診療科を細分化（内科→腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科）
　2022年1月～2022年3月までの糖尿病内科症例数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため、10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 1024 2.56 2.65 0.00 71.78
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 278 10.27 9.21 0.72 74.52
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 215 2.85 7.74 1.86 71.83
060020xx99x0xx 胃の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし 120 3.10 10.44 0.83 72.18
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　手術なし 94 2.21 2.98 0.00 69.70
消化器内科では内視鏡を用いた検査、治療に力を入れています。消化管疾患関連の内視鏡検査では、ズーム機能を搭載した拡大内視鏡と内視鏡の光を従来の白色光から特殊な光に換えて観察することができるNBIシステムや超音波内視鏡を用いて、消化管癌の正確な診断・治療に努めています。また、膵胆道疾患関連の内視鏡検査も多数行っており、その年間件数は、内視鏡的逆行性膵胆管造影（ERCP)関連の検査・治療が700例および超音波内視鏡検査(EUS)関連が300例を超え、緊急処置も24時間対応で行っています。
また、肝癌、ウイルス性慢性肝炎、脂肪肝、脂肪肝炎の早期診断・治療にも力を注いでいます。
診断群分類別患者数は小腸大腸の良性腫瘍に対する内視鏡手術入院が1,024件と最も多くなっています。以下、胆管結石・胆管炎等に対する内視鏡手術入院。上部消化管に対する内視鏡検査入院。胃癌に対する内視鏡検査入院。小腸大腸の良性腫瘍に対する内視鏡検査入院の順となっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２ なし 468 5.24 4.79 0.21 69.58
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし 378 3.57 3.27 0.26 71.80
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし 355 4.43 4.36 0.28 72.24
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし 198 3.07 3.06 0.00 70.71
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 127 12.87 17.35 11.02 84.67
循環器内科では虚血性心疾患や末梢動脈疾患に対するインターベンション治療（PCI及びEVT）や不整脈に対するアブレーション及びペースメーカー治療、経カテーテル的大動脈弁植え込み術（TAVI）を中心とした弁膜症に対するカテーテル治療を行っております。
診断群分類別患者数は頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル焼灼術（アブレーション）入院が468件と最も多くなっています。以下、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する特殊なカテーテルを用いた検査入院。狭心症、慢性虚血性心疾患に対するカテーテル手術入院。狭心症、慢性虚血性心疾患に対するカテーテル検査入院。心不全に対する治療入院の順となっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病 なし 46 5.22 5.83 6.52 1.35
040100xxxxx00x 喘息　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 29 4.97 6.24 10.34 3.31
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 23 5.30 5.76 0.00 2.57
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 20 3.75 5.53 0.00 3.05
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎　手術・処置等２ なし 14 5.50 5.95 0.00 1.57
小児科ではRSウイルスなどによる呼吸器感染症やロタウイルスなどによるウイルス性胃腸炎など感染症に対する治療を多く行っています。また、気管支喘息、成長ホルモン分泌不全性低身長症、川崎病、小児糖尿病など幅広い疾患の治療を行っています。
診断群分類別患者数は急性気管支炎に対する治療入院が46件と最も多くなっています。以下、気管支喘息に対する治療入院。急性肺炎に対する治療入院。ウイルス性腸炎に対する治療入院。ウイルス性肺炎に対する治療入院の順となっています。
外科・消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 104 5.20 4.74 0.96 72.99
060335xx02000x 胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 103 6.82 7.11 1.94 67.10
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 94 14.27 15.76 1.06 73.00
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍　胃切除術　悪性腫瘍手術等 78 21.41 18.34 0.00 73.85
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等 77 6.71 6.25 0.00 63.53
外科では悪性疾患治療としてダビンチを使用したロボット支援下直腸切除切断術、低侵襲鏡視下手術、機能温存手術や術前化学療法後の拡大手術まで幅広い外科的選択肢のほか、化学療法や放射線治療、緩和治療を含めた集学的治療を消化器内科、放射線（診断・治療）科、病理診断科、形成外科、麻酔科などとの協議・連携のもと患者さまのQuality of Life（生活の質）を重視した治療を実践しています。
また、外科的良性疾患（ヘルニア、胆石症、炎症性腸疾患、虫垂炎、肛門疾患など）にも積極的に対応しています。
診断群分類別患者数は鼠径ヘルニアに対するヘルニア手術入院が104件と最も多くなっています。以下、胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術入院。結腸癌に対する腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術入院。胃癌に対する胃悪性腫瘍切除術入院。胆嚢結石に対する腹腔鏡下胆のう摘出術入院の順となっています。

※2022年1月より診療科を細分化（外科→外科・消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科）
　2021年4月～2021年12月までの外科症例数＋2022年1月～2022年3月までの外科・消化器外科の症例数を計上しています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 19 6.05 5.88 0.00 63.53
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１ なし 13 11.77 10.15 0.00 61.15
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍　手術あり - - 4.10 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ なし - - 6.37 - -
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍（脊椎を除く。）　手術なし　手術・処置等２ なし - - 9.71 - -
乳腺外科では一般診療のみならず研究・教育活動も積極的に行い、「乳癌死の減少」に努めています。治療に関しては、手術だけでなく適切な薬物療法、放射線療法を含めた患者様一人一人にあった治療（個別化治療）を行うことが大切であり、乳腺外科医が腫瘍内科医、病理診断医、放射線治療医、形成外科医などと連携し、質の高い医療を提供できるように努力しております。また、最先端の薬物療法が提供できるように積極的に臨床試験にも参加しています。 更に、患者様や御家族様へのサポート体制として、乳がん看護認定看護師が積極的に診療に関わり、遺伝性の乳癌が疑われる場合にはカウンセリングにも応じています。
診断群分類別患者数は乳癌に対する乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）入院が19件と最も多くなっています。次に乳癌に対する乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの）入院となっています。

※2022年1月より診療科を細分化（外科→外科・消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科）
　2022年1月～2022年3月までの乳腺外科の症例数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため、10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 231 21.76 20.63 5.63 68.94
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 182 24.09 23.02 6.59 74.62
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。）　腱縫合術等 163 28.39 13.52 0.00 26.91
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　その他の手術あり　手術・処置等２ なし 91 14.31 15.77 4.40 73.87
070180xx97xxxx 脊椎変形　手術あり 59 13.25 21.52 3.39 25.68
当院の整形外科には頚椎や腰椎の変性疾患および側弯症などの脊柱変形を対象とした脊椎外科、股関節・膝関節の人工関節手術を中心とした関節外科、関節リウマチを対象としたリウマチ外科、膝の靱帯損傷や半月板損傷などスポーツ傷害を対象としたスポーツ整形外科、手・手関節・肘関節を対象とした手外科があり、それぞれが専門的治療を行っています。
診断群分類別患者数は変形性股関節症に対する人工股関節置換術入院が231件と最も多くなっています。以下、変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術入院。膝の前十字靭帯損傷に対する関節鏡下靱帯断裂形成術入院。脊柱管狭窄症等に対する椎弓切除術入院。脊椎側彎症に対する手術入院の順となっています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患　下肢静脈瘤手術等 53 3.28 2.75 0.00 70.32
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし 48 2.08 2.94 0.00 71.88
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし 37 4.73 7.68 2.70 77.70
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし 29 3.41 4.01 0.00 55.59
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患　手術あり 16 2.13 3.11 0.00 55.81
形成外科では下肢静脈瘤や皮膚腫瘍、眼瞼下垂を数多く治療していますが、悪性腫瘍を切除した後の変形を治すための移植手術や再建手術など幅広い手術にも対応しています。
診断群分類別患者数は下肢静脈瘤に対する手術入院が53件と最も多くなっております。以下、眼瞼下垂症に対する手術入院。皮膚癌に対する手術入院。皮膚良性腫瘍に対する手術入院。眼瞼内反症に対する手術入院の順となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 27 2.93 2.99 0.00 70.11
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 27 9.89 9.78 14.81 80.63
010070xx9910xx 脳血管障害　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 22 3.32 3.22 0.00 74.91
010200xx99x00x 水頭症　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 15 5.33 6.71 0.00 77.80
010070xx02x0xx 脳血管障害　経皮的頸動脈ステント留置術　手術・処置等２ なし 12 10.00 9.23 0.00 75.83
脳神経外科では脳腫瘍、脊髄腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、顔面痙攣、三叉神経痛といった脳・脊髄疾患全般を広く診療しています。脳血管障害は脳卒中・脳神経内科と連携し治療をおこなっており、頚動脈内膜剥離術や浅側頭動脈中大脳動脈吻合術などの外科手術の適応がある患者さんの診療を行っています。
また、脳動脈瘤や頚動脈狭窄症などの血管内治療も行っています。
診断群分類別患者数は未破裂脳動脈瘤に対するカテーテル検査入院と慢性硬膜下血腫に対する手術入院が27件と最も多くなっています。以下、脳血管狭窄症に対するカテーテル検査入院。水頭症に対するカテーテル検査入院。脳血管狭窄症に対するステント留置入院の順となっています。
心臓血管外科・血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　内シャント血栓除去術等　手術・処置等２ なし 23 3.30 4.60 0.00 73.48
050080xx0111xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ １あり 17 31.88 34.25 5.88 73.24
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等　手術・処置等２ １あり 17 36.76 28.08 11.76 75.00
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等　手術・処置等１ １,２あり　手術・処置等２ １あり 17 26.94 26.82 5.88 66.35
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　手術・処置等２ なし 13 19.15 11.06 0.00 78.31
心臓血管外科の手術は救命を行うことはもちろんですが、Quality of Life（生活の質）の向上を主眼においた、質の高い手術を第一主義としています。
長期開存性に優れた動脈グラフトを用いた心拍動下冠動脈バイパス術、術後の抗凝固療法の回避を目指した弁形成術＋心房細動手術（Maze）、著明な心拡大を呈した心不全に対し左心室を縮小形成する手術、弓部大動脈瘤手術、Dor型手術に僧帽弁形成術、不整脈手術や両室ペーシングも加えた虚血性心筋症に対する複合的外科治療などに積極的に取り組んでいます。また、大動脈のステントグラフト治療（胸部、胸腹部、腹部）や経カテーテル的大動脈弁置換術など低侵襲な治療も積極的に行っています。
診断群分類別患者数は透析シャント狭窄に対するシャント拡張術入院が23件と最も多くなっています。以下、弁膜症に対する手術入院。大動脈瘤に対する大動脈瘤切除手術入院。狭心症等に対するバイパス手術入院。大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術入院の順となっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２ なし 85 3.05 3.05 0.00 44.38
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍　腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 78 5.76 6.04 0.00 45.03
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 74 4.91 4.34 0.00 59.99
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 57 6.77 6.11 0.00 47.21
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ　子宮全摘術等 48 3.08 2.87 0.00 46.83
産婦人科では婦人科悪性腫瘍の診断・治療に積極的に取り組んでいます。特に子宮癌においては出来るだけ低侵襲の手術を行い、自己血を併用しなくても無輸血の広汎性子宮全摘が可能になっています。また、放射線科との共同で、進行癌、再発癌の治療も積極的におこなっています。
診断群分類別患者数は子宮頸部の高度異形成に対する子宮頸部切除術入院が85件と最も多くなっています。以下、子宮筋腫等に対する腹腔鏡下手術入院。子宮癌に対する化学療法入院。卵巣良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術入院。子宮内膜ポリープに対する手術入院の順となっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼 1599 3.63 4.83 0.06 75.47
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 400 2.09 2.71 0.00 70.41
020200xx9710xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 301 7.16 6.14 0.00 69.20
020160xx97xxx0 網膜剥離　手術あり　片眼 188 9.63 8.48 0.00 57.74
020240xx97xxx0 硝子体疾患　手術あり　片眼 151 6.18 5.36 0.00 72.27
眼科では白内障、網膜・硝子体疾患を中心に幅広く診療を行っています。月曜から金曜まで毎日が手術日となっており、年間の手術件数は約5,000件行っています。また、緊急性のある疾患（網膜剥離など）に対する緊急手術も多く行っています。
診断群分類別患者数は白内障に対する水晶体再建術入院（両眼）が1,599件と最も多くなっています。以下、白内障に対する水晶体再建術入院（片眼）。網膜前膜及び白内障に対する硝子体顕微鏡下離断術と水晶体再建術を同時に行う入院。網膜剥離に対する手術入院。硝子体疾患に対する手術入院の順となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030428xxxxxxxx 突発性難聴 150 11.91 8.75 0.00 55.35
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 83 7.02 6.47 0.00 58.17
030390xx99xxxx 顔面神経障害　手術なし 80 12.83 9.01 1.25 56.81
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫　鼓室形成手術 80 7.35 7.09 1.25 50.43
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし 61 6.79 5.71 0.00 39.41
耳鼻咽喉科で行う耳の手術的治療は、慢性化膿性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術、耳硬化症に対するアブミ骨手術、高度感音難聴あるいは聾（ろう）に対する人工内耳埋込術を行っています。このうち、鼓室形成術やアブミ骨手術では大半の手術が低侵襲な内視鏡を用いた手術で行われています。また内科的治療として、突発性難聴に対する点滴・内服（ステロイド漸減療法）治療を行っています。
また、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下手術、頭頸部癌の治療も積極的に行っています。
診断群分類別患者数は突発性難聴に対する治療入院が150件と最も多くなっています。以下、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術入院。顔面神経麻痺に対する治療入院。慢性化膿性中耳炎や真珠腫に対する鼓室形成術入院。扁桃周囲膿瘍に対する治療入院の順となっています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし 28 10.32 13.07 0.00 69.39
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 9.47 9.22 0.00 73.24
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹　手術・処置等１ なし - - 11.44 - -
050180xx99xx0x 静脈・リンパ管疾患　手術なし　定義副傷病 なし - - 14.05 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.15 - -
皮膚科では蕁麻疹、かぶれ、虫刺され、水虫、イボ、軽症のやけどなどの身近な疾患から、難治性のアトピー性皮膚炎、蜂巣炎、水疱性疾患、膠原病など幅広い分野での診療を行っています。また、皮膚腫瘍・母斑は皮膚生検やダーモスコピー等の検査により、良性・悪性の鑑別診断を行い形成外科と連携して治療にあたっています。
診断群分類別患者数は蜂巣炎に対する治療入院が28件と最も多くなっています。次に帯状疱疹に対する治療入院が多くなっています。

※個人の特定を防ぐため、10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり 248 2.93 2.50 0.00 72.48
11012xxx020x0x 上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 102 6.90 5.56 0.98 63.76
110070xx03x20x 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし 96 7.36 6.86 0.00 72.86
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等 78 15.96 11.63 0.00 71.15
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術等 76 9.80 8.23 1.32 75.58
泌尿器科では悪性疾患治療に力を入れており、十分なインフォームド・コンセントのもと病期に応じた治療を行っています。手術治療ではダビンチSiを導入しロボット支援下前立腺全摘除術、腎部分切除術、膀胱悪性腫瘍手術を行っています。また、他の手術でも体腔鏡下（後腹膜鏡下、腹腔鏡下）手術を多く行っており、腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、副腎腫瘍などに対してはほとんどの患者さんに体腔鏡下手術を行っています。
良性疾患に対しても低侵襲手術を行っています。当院では早くからホルミウムレーザー装置を導入し、前立腺肥大症に対するホルミウムレーザー前立腺核出術。尿路結石に対しレーザーや体外衝撃波による結石破砕術を行っております。
診断群分類別患者数は前立腺癌に対する検査入院が248件と最も多くなっています。以下、腎・尿管結石に対するレーザーによる結石破砕術入院。膀胱癌に対する経尿道的膀胱悪性腫瘍手術及び化学療法入院。前立腺癌に対しダビンチSiを用いたロボット支援下前立腺悪性腫瘍手術入院。前立腺肥大症に対する手術入院の順となっています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 191 30 41 63 - 24 1 8,7,6
大腸癌 92 100 102 90 - - 1 8,7,6
乳癌 72 59 22 - - - 1 8,7,6
肺癌 17 - - - - - 1 8
肝癌 31 18 26 14 - 94 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
5つの代表的癌疾患（5大癌）の診療情報の指標です。
Stage（ステージ）は癌の進行度を示しており、浸潤や転移等、癌が進行するほどStageも上がります（Ⅰ～Ⅳ）。
はじめての治療（初発）時のStageと、再発で治療を受けた患者数を集計した結果、各癌のStage最頻値は次のとおりでした。
胃癌：StageⅠ　大腸癌：StageⅢ　乳癌：StageⅠ　肺癌：StageⅠ　肝癌：StageⅠ

※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 50 11.56 80.46
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
日常生活をしていた人が発症した肺炎（市中肺炎）の重症度を見た指標です。
菌の種類ごとに適切な抗菌薬を投与して治療を行っています。

※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 149 19.93 76.85 35.57
脳梗塞を発症してから入院までの日数で患者数を分けた指標です。
急性期の治療を終えると、3割ほどの患者が転院されています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純なもの） 69 9.77 10.33 7.25 69.71
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満） - - - - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術（その他の動脈） - - - - -
K6121ﾛ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（静脈転位を伴うもの） - - - - -
内科における最も多い手術は、人工透析導入を目的とした内シャント設置術の69件でした。

※2022年1月より診療科を細分化（内科→腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科）
　2021年4月～2021年12月までの内科手術件数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純なもの） 25 9.00 12.36 8.00 70.88
K2861 外耳道異物除去術（単純なもの） - - - - -
K775 経皮的腎（腎盂）瘻造設術 - - - - -
K6121ﾛ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（静脈転位を伴うもの） - - - - -
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） - - - - -
腎臓内科における最も多い手術は、人工透析導入を目的とした内シャント設置術の25件でした。

※2022年1月より診療科を細分化（内科→腎臓内科、糖尿病内科、脳卒中・脳神経内科、腫瘍内科）
　2022年1月～2022年3月までの腎臓内科手術件数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満） 1026 0.67 1.17 0.00 71.93
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 207 5.37 9.86 4.35 75.74
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル以上） 69 0.49 2.26 0.00 70.61
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術） 61 1.05 7.79 1.64 73.48
K686 内視鏡的胆道拡張術 59 4.85 12.19 3.39 71.22
消化器内科における最も多い手術は、大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）の1,026件でした。次いで胆管結石や胆管炎に対するステント留置術が207件、大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル以上）が69件行われています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの） 416 1.75 3.40 0.72 70.62
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの） 165 1.56 2.65 0.00 71.62
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 97 1.82 4.44 4.12 75.08
K5481 経皮的冠動脈形成術（高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル） 96 1.98 3.74 2.08 75.02
K5463 経皮的冠動脈形成術（その他のもの） 86 1.19 2.27 1.16 71.38
循環器内科における最も多い手術は、不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの）の416件でした。次いで狭心症等に対するステント留置術（その他のもの）が165件、下肢閉塞性動脈硬化症に対する四肢の血管拡張術・血栓除去術が97件行われています。
外科・消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 208 1.10 6.35 1.44 66.52
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 112 3.80 11.17 0.00 73.21
K6335 ヘルニア手術（鼠径ヘルニア） 71 1.85 3.27 1.41 74.92
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） 50 1.14 4.50 0.00 64.92
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 49 2.49 6.41 2.04 68.80
外科における最も多い手術は、胆嚢結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の208件でした。次いで結腸癌に対する腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術が112件、鼠径ヘルニアに対するヘルニア手術が71件行われています。

※2022年1月より診療科を細分化（外科→外科・消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科）
　2021年4月～2021年12月までの外科症例数＋2022年1月～2022年3月までの外科・消化器外科の手術件数を計上しています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） 19 1.16 3.89 0.00 63.53
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） - - - - -
K4766 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施するもの） - - - - -
K474-2 乳管腺葉区域切除術 - - - - -
K4741 乳腺腫瘍摘出術（長径５センチメートル未満） - - - - -
乳腺外科における最も多い手術は、乳癌に対する乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの））の19件でした。

※2022年1月より診療科を細分化（外科→外科・消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科）
　2022年1月～2022年3月までの乳腺外科の手術件数を計上しています。
※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術（股） 等 423 2.29 19.86 6.62 71.41
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）（椎弓切除） 103 2.40 11.67 5.83 74.48
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術（十字靱帯） 98 1.00 26.11 0.00 25.64
K069-3 関節鏡下半月板縫合術 55 0.98 25.82 0.00 28.56
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）（後方椎体固定） 41 2.68 18.12 2.44 66.34
整形外科における最も多い手術は、変形性股関節症、変形性膝関節症に対する人工関節置換術の423件でした。次いで脊柱管狭窄症等に対する椎弓切除術が103件、十字靱帯損傷に対する関節鏡下靱帯断裂形成手術が98件行われています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法） 40 0.00 1.08 0.00 72.08
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） 37 0.49 2.86 2.70 77.05
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 24 0.25 1.25 0.00 73.54
K617-2 大伏在静脈抜去術 19 2.05 1.74 0.00 66.21
K2193 眼瞼下垂症手術（その他のもの） 14 0.00 1.07 0.00 74.07
形成外科における最も多い手術は、眼瞼下垂に対する眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）が40件でした。次いで、皮膚癌に対する皮膚悪性腫瘍切除術が37件、下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術が24件行われています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 32 1.06 8.75 15.63 80.50
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 18 3.39 9.67 0.00 75.72
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他のもの） 15 3.20 13.73 6.67 61.93
K1781 脳血管内手術（１箇所） 12 0.92 8.33 8.33 66.08
K1643 頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの）（脳内のもの） - - - - -
脳神経外科における最も多い手術は、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が32件でした。次いで頸動脈狭窄症に対するステント留置術が18件、頭蓋内腫瘍に対する頭蓋内腫瘍摘出術（その他のもの）が15件行われています。

※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
心臓血管外科・血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上） 28 7.68 21.64 3.57 67.18
K5551 弁置換術（１弁のもの） 23 7.22 25.26 17.39 72.78
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回） 17 1.00 1.00 0.00 73.88
K5612ｲ ステントグラフト内挿術（胸部大動脈） 17 5.24 15.71 0.00 73.06
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 13 3.15 4.92 7.69 76.85
心臓血管外科における最も多い手術は、冠動脈疾患に対する冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上のもの）の28件でした。次いで大動脈弁狭窄等に対する弁置換術（１弁のもの）が23件、透析シャント狭窄に対するシャント拡張術（初回）が17件行われています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部（腟部）切除術 87 1.01 1.03 0.00 44.54
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの） 78 1.72 4.05 0.00 45.95
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 63 1.02 4.89 0.00 47.46
K872-31 子宮内膜ポリープ切除術（電解質溶液利用のもの） 47 1.00 1.09 0.00 47.09
K879-2 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術（子宮体がんに限る。） 等 24 3.00 6.92 0.00 61.13
産婦人科における最も多い手術は、子宮頸部の高度異形成等に対する切除術の87件でした。次いで、卵巣の良性腫瘍に対する子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの）が78件、子宮筋腫に対する腹腔鏡下膣式子宮全摘術が63件、行われています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 2041 1.29 1.12 0.05 74.21
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含むもの） 690 0.61 6.29 0.00 65.53
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他のもの） 85 0.16 6.01 0.00 69.73
K2821ｲ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの） 44 0.25 5.77 0.00 70.70
K284 硝子体置換術 28 2.04 5.93 3.57 65.71
眼科における最も多い手術は、白内障に対する水晶体再建術の2,041件でした。次に多いのは網膜前膜や網膜剥離等に対する硝子体茎顕微鏡下離断術で、網膜付着組織を含むものが690件、その他のものが85件行われています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 54 3.07 7.70 0.00 33.94
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 48 1.35 4.58 0.00 57.67
K3191 鼓室形成手術（耳小骨温存術） 43 1.02 4.56 0.00 48.51
K3192 鼓室形成手術（耳小骨再建術） 37 1.59 5.54 2.70 51.14
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術） 33 1.24 4.82 0.00 59.27
耳鼻咽喉科における最も多い手術は、扁桃炎に対する扁桃摘出術が54件でした。次いで慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型が48件、中耳炎や真珠腫に対する鼓室形成手術の耳小骨温存術が43件行われています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 134 1.49 4.92 0.00 73.67
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの） 97 1.88 4.14 1.03 64.32
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 78 2.23 12.73 0.00 71.15
K773-2 腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術 48 3.52 10.15 2.08 72.40
K8411 経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用のもの） 46 2.17 7.61 2.17 75.67
泌尿器科における最も多い手術は、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）の134件でした。次いで尿路結石症に対する経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）が97件、ダビンチによる腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術が78件行われています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 17 0.09
180010 敗血症 同一 - -
異なる 18 0.10
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 26 0.14
異なる 14 0.08
入院の合併症として代表的なDPC分類から4つ、患者数等を集計しています。
なお、「180040　手術･処置等の合併症」は国際的な疾病等の分類（ICD-10分類)の表現を用いた分類表現です。
当院は手術･処置等の合併症による入院のうち、入院契機が同一である症例数が26件と最も多くなっています。
これは、過去に行った手術について経過的に発生した各種合併症による入院症例数を表しています（例：人工股関節の術後脱臼等）。

※個人の特定を防ぐため10症例未満はハイフン（-）で表示しています。
更新履歴
２０２２年９月２６日
令和３年度病院指標を公開しました。