大阪ろうさい病院は、厚生労働省所管の独立行政法人 労働者健康安全機構の一員として、働く⼈々の健康を守り、病気を治療し、職場復帰を推進するための活動や研究などを⾏っています。機構全体で、労働災害疾病、および産業構造・職場環境等の変化に伴い、勤労者の新たな健康問題として社会問題化している疾病について、モデル医療やモデル予防法の研究・開発、普及に取り組んできました(労災疾病等医学研究)。その他にも機構においては、両立支援コーディネーター研修、予防医療モデル事業、病職歴調査(病気と職業や生活習慣の関連を研究するための調査)、石綿関連疾患診断技術研修を行っています。
本ホームページでは、大阪ろうさい病院が中心になって労災疾病等医学研究として取り組んでいる研究を紹介いたします。
2024年10月
令和6年10月~令和9年3月
大阪ろうさい病院
総長 樂木 宏実
1984年に大阪大学医学部を卒業。同大学の老年病医学(現 老年・総合内科学講座)に入局。1989~91年に米国ハーバード大学、スタンフォード大学に留学。2007~23年に大阪大学大学院医学系研究科内科学講座教授。2023年に大阪労災病院 院長、2024年4月から同 総長。一貫して老年医学と高血圧学の研究に従事し、多数の診療ガイドラインや提言などの作成に関わっている。日本老年医学会 (2015~19年に理事長)、日本高血圧学会 (2020~22年に理事長)、日本老年学会、本サルコペニア・フレイル学会などの理事を務める。2022年より日本高血圧協会理事長として、市民向けの啓発活動に注力している。(2024年10月現在)
令和6年10月~令和9年3月
大阪ろうさい病院
副院長 岩﨑 幹季
1985年に大阪大学医学部を卒業。1995年に日仏整形外科学会交換研修医としてフランス留学。1995~97年に米国カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校医学部整形外科Assistant Professor。2011年大阪大学大学院医学系研究科准教授。2012年に大阪大学医学部附属病院病院教授。2014年に大阪ろうさい病院整形外科部長、大阪大学医学部臨床教授。2015年から大阪ろうさい病院副院長。脊椎脊髄病学の研究・臨床に従事し、頚椎後縦靱帯骨化症診療ガイドライン・脊柱靭帯骨化症診療ガイドラインの策定に関わってきた。日本脊椎脊髄病学会、日本側彎症学会の理事・役員を務める。(2024年10月現在)