労災病院では、業務を原因とする疾病の治療やリハビリテーションを中心に医療を実践してきました。しかし、近年の技術革新に伴う職場環境の変化、勤労者の高齢化や女性の社会進出など社会経済情勢の変化により、従来労災病院が対象としてきた労災疾患、職業病、作業関連疾患等に加えて、ストレス・心因疾患や生活習慣病等の疾病予防から健康増進のための総合的な新たな勤労者医療を推進していく事が強く求められています。 産業保健・医療センターでは、大阪産業保健推進センター、地域産業保健センター、また医師会、産業医の方々との連携、ネットワークを作り、相談窓口を設置して、勤労者の疾病の予防、早期発見、治療を行っています。
労災疾患、および職業病、作業関連疾患など勤労が症状や病状に何らかの影響を与えているのではないかと思われる方を対象と致します。
産業保健・医療センターを受診すべきかどうか判断に迷う時はまずご相談ください。
各診療科で各々担当者を決めております。
予約のみとし、紹介予約者の相談、検査、診療、治療等を行います。検査結果や経過によりその後適当と思われる診療科(場合により他の診療機関)へ紹介させて頂くこともあります。
大阪産業保健推進センター・地域産業保健センターおよび企業・事業所の産業医・労働安全衛生管理者からの予約のみと致します。
(一般の方はご利用できませんので、ご注意ください。)
脳卒中内科 | 整形外科 | 耳鼻咽喉科 |
腎臓病内科 | 形成外科 | リハビリテーション科 |
糖尿病内科 | 脳神経外科 | 放射線診断科 |
精神科 | 心臓血管外科 | 放射線治療科 |
消化器内科 | 皮膚科 | 麻酔科 |
循環器内科 | 泌尿器科 | 病理診断科 |
小児科 | 産婦人科 | 歯科口腔外科 |
外科 | 眼科 | 歯科 |
(ISBN4-915947-01-7 C3047 P1000E)
1985年のWHO専門委員会報告「作業関連疾患の判定と管理」(Identification and control of work-related diseases)を翻訳したものです。
雑誌「産業医学ジャーナル」に「作業関連疾患」として呼吸器疾患、高血圧症、心疾患等の予防対策と臨床についてシリーズで掲載されたものを一冊にまとめたものです。
(ISBN4-8059-0593-X C3060 ¥9000E)
中央労働災害防止協会においてまとめられた産業医等の産業保健スタッフを対象とした健康管理マニュアルで、脳血管疾患、虚血性心疾患等の要因とその予防方法について詳細に解説されています。